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2011年7月22日 (金)

動物愛護管理法改正…

動物愛護管理法の改正案骨子が示されましたね。

犬や猫に主眼を置いているのでしょうが、多分小動物や爬虫類にも適用されるんでしょう。

Rimg4427中でも気になるのはインターネット販売で現物確認と対面販売を義務付けるというくだり。

意図はわからなくもないですが、現実には相当無理がありますよね。

実質遠隔地との取引が出来なくなる訳で、個人でブリーダーをされている方には大打撃になってしまいます。

そもそも5年前の動管法改正で「動物取扱業」の登録が必要になり、大変な苦労と手間をかけて業登録をされた方は、まさに法改正に振り回された形ですね。
かろうじて無店舗販売だけが認められたということでしょうか。

まあ、動物をインターネットで売買して、宅配便で送るという行為に問題はなくはないと思うのですが、輸送に強い爬虫類では普通に行われていることですし、実際僕も何度か利用しています。

生命に変わりはないという考え方もあるでしょうが、犬や猫とは分けて考えた方が現実的だと思いますけどね。

 
後、???だったのは夜8時以降の展示禁止。

生体のストレスに配慮して…ということですが、夜行性動物はどうなるんだろうcoldsweats01

この辺りを見ても、あくまでも犬や猫を想定しているということがわかりますが、これを十把一絡げに適用して欲しくないなあ。

 
これは僕の個人的な見解ですが、動物愛護というのは法規制ではなくて教育の範疇だと思うのです。

もちろん、例えばスイスのように規制を厳しくすることで安易な飼育を止めさせ、それなりに効果をあげている国もあるので、一概には言えませんが。

でも色々な動物を飼って、言葉は悪いですが死なせて初めて本当の生命の尊さがわかるということもあると思うのです。

死なせてしまって悲しんで、どうして死なせたか一生懸命考えて、その生体の生息環境を研究して、どうやったらその環境を飼育下で再現出来るか工夫する…そんなことの繰り返しで飼育という趣味は深まっていくし、ひいては自然界全体への理解も深まっていくものじゃないかなあ。

今回の改正案は安易な飼育を止めさせることをひとつの目的としているのでしょうが、いくら規制を強化したって需要がある限り悪質な業者はなくならないだろうし、一時の衝動だけで動物を買って飽きたら世話をしない輩も全然減らない気がします。

むしろ、飼育に真剣に取り組んでCB個体の流通を目指している真面目なブリーダーを追い詰める結果になるんじゃないかと心配してしまうのです。

それよりも飼育の心構えや生命の尊さを伝えていく啓発活動を粘り強く地道に行なっていくことが大切だと思うんだけど…。

所詮は飼育を趣味とする者の我田引水的な言い分かもしれませんが、「仏作って魂入れず」な法案にならないよう、充分な議論と検討が行われることを期待したいです。
 

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コメント

おっしゃる通りです。

犬猫中心で考えられてますよね。
この考えでいけば、夜行性の個体は昼間の販売禁止ですものねぇ、、、

今後どうなっていくのか、気になるところです。
取扱業も一応登録してはいますが、毎年の講習で可哀想な犬猫を見せられるのが苦痛で次回の更新はもうやめようと思ってます。

投稿: みう | 2011年7月22日 (金) 23時54分

>みうさん

業登録やめちゃうんですか?
でも、そもそも飼育して殖えた生体を数匹売るのにも業登録が必要な今の制度に無理がありますよね。

その辺を大目に見てくれたら国内CBももっと流通して、採集圧も少しは減ると思うのに。

投稿: かけさん | 2011年7月23日 (土) 15時43分

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